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July 2016

2016.07.30

「ブロックチェーンの衝撃」

ブロックチェーンの衝撃ブロックチェーンそのものが指すものは比較的明確かと思うが、皆が議論しているのはそのものではなくて、それが関連する技術であったり、それが実現するアプリケーション、それによって変わる社会の動きであったり、とスコープがバラバラな状態なのだろう。
当然外から見てると全然わからないのでこういった本を手に取るのだが…。

自分も昔仕事でそういった状態の分野に関する本の一部を担当したことがあったので(まさに本書の執筆者たちのように)、よくわかるのだけど、ちょっとしんどかった。
上記のようなbuzzワードをめぐる混乱はよく伝わってくるが、夢を語るレベルから、非常に具体的な実装の話までが順番もバラバラに書かれていて、せめて編者の主張のようなものに沿ってまとめてほしいと思った。

自分なりの理解では、これまで誰もみたことがないようなことが実現できる、というよりは劇的な低コストでできるようになるので、コストメリットの問題であえてやってなかったことをやれるようになる、ということかと。なので現状で難しいことが何かがわかってないと、その衝撃も実感として持ちにくい。
それでも何となくワクワクしながらウォッチしていくつもり。

2016.07.24

ステキな金縛り

ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]公開当時から「なんじゃそりゃ?」という設定にまったく興味も持てずスルーしてたのだが、みてみると楽しかった。

設定も展開も何もかも自由で開き直ってる感じがよかった。
カメオ的に出てくる豪華キャスト(深田恭子もよかった)もズルいと思いつつ楽しい。
中井貴一、阿部寛はおもろかった。

ちゃんと感動的なラストにもなってて、家族と見たが全員楽しめたみたい。

2016.07.13

星野道夫「アラスカ 風のような物語」

アラスカ 風のような物語 (小学館文庫)学生時代の先輩、趣味で始めた写真が今やすごいことになってて、写真サイトやコンテストで賞をとるまでに(もちろんそれ以前に本当にすごい写真で、当然デスクトップの背景にしてる)。
その先輩と先日久しぶりに飲んだ時にすすめられたのが星野道夫の写真。
それまで全然知らなかったのだけど、話を聞いているうちにどれかみてみたくなって、昔「たどりつけばアラスカ」というアメリカのドラマにはまっていたこともあり、この本を選んだ。

文庫じゃなくて大きな本のを買えばよかった!と思うほど写真がよかった。
アラスカで生活する人々や自然について書かれた文もよかった。

テント越しにクマの手をひっぱたいたという体験は、彼の最期を暗示しているようで、落ち着かない気分で読んだ。
絶筆原稿となったCDのライナーノートも、沖縄の自然、海への素直な憧れが伝わってきてよかった。

2016.07.10

「プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中」

プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中―「決まる!」7つの交渉術GIVE&TAKEに続いてまたこんな本を(笑)。たまたまKindleで安くなってたとは言え、おもしろい分野だとは最近思ってる。

内容は期待通りおもしろかったし、ちょうど読みたいと思っていた、いろいろな本からの引用が多くて、ある意味便利な本だった。
(こういう、その分野のまとめ的な本ってどうなのかとは思うけど、大体の本が1冊のボリュームにするためにどうでも良い当たり前のことでページを埋めている状況を考えると、実用的ではある。)

何より著者が実際にM&Aの仲介という実務の中で得た知見が根幹にあって、それらを説明するために引用されているので、説得力は強かったし、参考になることも多かった。

2016.07.05

町田康「リフォームの爆発」

リフォームの爆発相変わらず町田康のアホさが炸裂していておもしろかった。

ただ、あくまで現実の話(もちろん一部フィクションは入ってるけど)をもとにしているので暴走・脱線も振れ幅が少ないところが惜しい。ギケイキはどんな感じなのだろう。

2016.07.01

「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)「ストーリーとしての競争戦略」の著者、楠木建氏が監修した本なので読んでみた。

結局のところ、与えることで幸せを感じて幸せな人生を歩むのがギバーの勝者なのだと思う。それをビジネスに結びつけるからいろいろと苦しい理屈になっているなぁという感想。
成功したギバーは他者志向のギバーだと言ってるけど、これはどう考えても単なるマッチャー(ギブとテイクのバランスを取る人)やん!て読んでて突っ込まずにはいられない。

それでもイギリスはテイカー的行動でEUを離脱して、これから厳しい状況になるのだろう、と著者はドヤ顔で語ってそう。

交渉下手なギバー(他者の利益を優先してしまう)へのアドバイスとして、自分のためではなく家族や友人のために交渉していると考えることで「他者」を交渉相手から自分に置き換えるというのは、使える。

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