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January 2016

2016.01.31

人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病

人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病現代人を悩ます病気の原因など書かれてあることは、断片的にはテレビや本で知っていることが多い。
ただ、それを進化医学という観点から「進化的なミスマッチ病」として体系化しているのがおもしろかった。

タバコに限らず体に悪いことに対しても税金をかけるなど、医療費を減らすための金銭的なインセンティブをつけるのは良いことだと思う(酒も高くなってしまうのだろうけど)。

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]これはおもしろかった!とにかくよくできてる。

映像もストーリーも楽しかった。もう一度見たい。

2016.01.24

「ザ・ビートルズ 解散の真実」

ザ・ビートルズ 解散の真実これが現実ということか。それでもおもしろかったし、読んでよかった。

オノ・ヨーコがメンバー間に緊張感をもちこみ、その後のさらなる対立からザ・ビートルズ崩壊へとつながっていくことはドキュメンタリーなどで知っていたが、具体的なやりとりや訴訟合戦などについて詳細に書かれた本書を読み、現実はそれよりももっと醜悪だったことがよくわかった。

どんなに才能があろうと、成功しようと、人間であることからは誰も逃れられず、さらに(失態も含めた)一挙手一投足が世界中から注目され、記録・公開される立場というのは相当にタフだということも生々しく想像できる。

ただ著者はあとがきを読むとジョン、ジョージのファンのようで、ポールとオノ・ヨーコに対する描写はやはりその分悪意が強くなってないか?とは思う。もちろんジョン、ジョージ、リンゴのダメ人間ぶりも相当に書かれてるし、書かれてあることは事実だとは思うけど…。
ポールについては芝居やインタビューがぎこちないことが何度も描かれる。

(ポールは)見事なまでにぎこちないスタイルでオノと抱き合った〜エクスタシーに達したように顔をのけぞらせる彼女を、まるでクロコダイルを抱こうとしているかのように、彼がおそるおそる抱き留めたのである。

またオノ・ヨーコについては関係者(ミック・ジャガーまで)の証言を引きながら、やはりジョンを変にしてしまい、ビートルズを壊した女性として描かれている(日本人として申し訳なくなるほど)。
優雅さと気品を持ってふるまっているふうを装いながら、マッカートニーを苛立たせる才を、彼女はいささかも失っていなかった。

結局のところこんな本を読むよりも彼らの音楽を聴いてその素晴らしさを感じればよいのだ、という身も蓋もない結びには完全に同意。

音楽に神話化は必要ない。それは時間を超越すると同時に、その音楽が登場した時代の、驚くほど正確なドキュメントとなっている。(中略)つまるところは、それを作り出した男たち、あるいは彼らがその周辺に築いた帝国以上に素晴らしいものなのだ。
ビートルズの魂はアップル・コア社の重役用会議室や、四人の億万長者の銀行口座ではなく、彼らの曲が持つ、本能的で自然な優雅さの中にこそ存在する。四人の天才が合わさると、金ですら壊せないものが生まれたのだ。

2016.01.23

ピクセル

ピクセル(初回限定版) [Blu-ray]期待が高かったわけでもないのに、本当にヒドいと思えた映画。

全くおもしろくなかった。ナンセンスものとも言えるけどちょっと違う。
ゲームの腕とか関係ないし。カーアクションとかなんであんなにできるのかとか、マジメに説明する気もなく、ただあの映像で客が映画館に来ればよいという姿勢で作ったとしか思えない。

めちゃくちゃに行くなら、もっととことんやるべきで、中途半端。

2016.01.17

CES 2016

ニューフォーコーナー付近昨年は10月にすべての準備を始めたので登録料$100が必要だったが、今年は8月末までに登録していたのでそこは無料だった。ただ今年はどうしようか迷ってたこともあって宿の手配を12月までやってなくて、手頃なところが空いてない!
結局、空港の近くニューフォーコーナー付近のホテルにしてモノレールで通うことにした。
実際に使ってみて、モノレールの無料シャトルバスに対するメリット・デメリットは

◯渋滞がなく4分間隔で運行されているので時間が読みやすいし、圧倒的に早い
◯3日間$24(CES参加者向けの割引)で乗り放題チケットがあり、展示場間の移動や、夕食に出かけるのにも何度でも使えて便利。
×MGM駅では朝のピーク時には人数規制(途中の駅から乗れるくらいのところで制限をかけている感じ)があるので、バスと同様、時間によってはすぐに乗れないこともある
×当然ホテルのすぐ下まで来てくれるシャトルバスよりは駅まで歩くことになる

だった。駅に近ければモノレールがよいと思ったが、そうでなければバスと比べると一長一短かな。やはり最強は歩いて行けるところ。CES Officialが紹介するホテルにはバカ高いところしかないけどよく見ると安そうなところもあるので、次行くことがあるなら検討したい。

ラスベガス夜景
帰りのLAS→LAX便ではstripの夜景がみれる席だったのは嬉しかった(空港まで歩いて飛びたつ飛行機を眺めていたので準備よく撮影できた)。

2016.01.16

The Martian(オデッセイ)

一言で表すならロビンソンクルーソー+アポロ13+ビッグバンセオリーという感じ。
おもしろかったけど、ちょっと都合よすぎかな…。

NASAとGoProがスポンサーなのか、やたら目立ってたし、NASAは良い組織のように描かれすぎ(本当なのかもしれないけど…)。
CESに行く機中でみたのだが、CESのGoProブースではやはりこの映画がかかってたし、ビッグバンセオリーのテッキーな雰囲気もあってその層にウケが良いのか、他の所でもやたらみた気がする。

David BowieのStarmanがかかってて、またZiggy Stardust聴こうと思ってたらDavid Bowieが亡くなってしまうなんて。まだ信じられないけど。

The Intern(マイ・インターン)

マイ・インターン ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]つかみの部分の音楽と展開・映像をみてて気づいた。「ホリデイ」とか「幸せになるための27のドレス」とか他にも沢山ある、あのあたりの映画をカテゴライズする言葉がわからないのだけど、テンプレートか自動生成ソフトでもあるのか?と思うほど作りが似てる。使い古されているためか、どれも完成度は高い。
その分、意外性はないけど、安心してみれるし、見終わった後もそれなりには満足できた。

ストーリーとしてはNHKでやってた「私の部下は50歳」を思い出した(展開は全然違うけど)。あれは面白かったなぁ。

あと、ローバト・デ・ニーロは上手く演じてるとはいえ、何か変な緊張感がある(見る側のイメージかも)。最初はジャック・ニコルソンを考えていたようだが、その方がよかったかも。

2016.01.03

KOKOYAKYU

Kokoyakyu: High School Baseballアメリカ制作の高校野球ドキュメンタリー。いろいろとおもしろかった。

ナレーションがなく淡々と選手のインタビューや練習・試合のシーンを流しているので、制作者の主張を押し付けてくる感じはないが、ここで取り上げた映像がアメリカ人にとってはどれも特異なものなのだろう(日本人としてはアメリカの高校野球の映像もみたかった)。

2004年夏の地方予選の智弁和歌山と大阪の天王寺高校を取材。
取材意図としては、大阪の公立高校・進学校で甲子園出場はハードルが高いにも関わらず厳しい練習をする(監督が熱かった)天王寺高校と、プロ野球志望者が多くて甲子園出場は当たり前でやはり練習が厳しい野球学校とを選んだのだと思う。
(ただ2004年和歌山大会で智弁和歌山は日高高校に敗れ、和歌山大会を制したのは当時ヤクルト川端慎吾が2年生でいた市立和歌山だった。)

野球部員や監督は野球が好きということが伝わってきて野球漬けの生活を楽しんでいるようにもみえた一方で異様に感じたのは(否定する気はないけど)、智弁和歌山の応援団やマネージャたちが作る千羽鶴だった。
応援団は引退した3年生の指導がめちゃくちゃ怖く、技能よりはひたすら精神的な貢献(ギリギリまで声を張り、滅私奉公する)を求められる。甲子園やプロ野球という目標のある野球部員に比べてモチベーションが何なのかわからず、何かの罰則なのだろうか?と思った。
負けたチームが泣きながら勝ったチームにエールを送り、マネージャは相手チームのマネージャに千羽鶴を贈り、というのもフェアプレー精神的なものも感じる一方で精神論に偏った儀式にもみえてしまった。

アメリカでもアメフトなんかで試合前にヘッドコーチが熱いスピーチでチームを鼓舞してるので、"For the Team"の精神も重んじているとは思う。ただこれらは合理的に試合に勝つためのことをまずやった上での部分だと思うので、日本の高校野球は奇異にみえるだろうな…。

IMDbに海外のレビューがあったが、いずれもこのひたむきさは肯定(感動すらしている)しつつもファシズム(戦中の日本軍を彷彿とさせるのだろう)に言及しているのは、やっぱりという感じ。

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