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November 2013

2013.11.24

ブラック・スネーク・モーン

ブラック・スネーク・モーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]クリスティーナ・リッチが監禁されるという設定は、名作Buffalo '66を思い浮かべずにはいられず、サミュエル・L・ジャクソンが出てることもあって、みることにした(ただ聞いたことなかったのであまり期待はせずに)。

このDVDのジャケットもそうだし、映画の紹介も煽り過ぎ。実際はもっとちゃんとした映画だった。

以下、ネタバレあり。

IMDbのTriviaでは悲劇的なラストの構想もあったとあるけど、全体的な雰囲気からするとそちらの方がハマった気はする。希望あるラストは悪くはないけど、若干拍子抜けな気もしたので。

サミュエル・L・ジャクソン、いつもと違って田舎のおっさんという雰囲気で登場するが、結局はいつもどおりカッコいい。ギター弾いてブルース歌うところもやはり決まる。

クリスティーナ・リッチは日本での深キョン的な、普通じゃない役ばかりという印象がある。それだけに本作の後半で普通の顔がみれてよかった。
あ、あとジャスティン・ティンバーレイクが役者として活動してるとは知らなかった。

2013.11.23

「量子コンピュータ」

量子コンピュータ―超並列計算のからくり (ブルーバックス)「インフォメーション」の中で量子情報理論に関する部分がよくわからず、やはり基礎から学ぶにはブルーバックス!ということで…。

読み終わってから、もう一度「インフォメーション」の該当部分を読み返したが、そこはやっぱりよくわからなかった(笑)。

でも漠然としたイメージしか持っていなかった、量子コンピュータの原理についてはわかった。特に重ね合わせ状態を利用しての並列計算ができたとして、結果をどうやって得るのか?というこれまでの疑問は解けた気にはなった。

ただ、あくまで「わかった気になった」レベルで、人に説明することもおぼつかないかも。

実用化に向けての動向も紹介されていて、量子暗号などは想像していたよりも進んでいて興味深かった。
量子コンピュータに限った話ではないが、こういうすごいものを思いつく人は素晴らしいな、とも思う。

本書(2005年刊)には書かれていないが2012年にはD-Wave社が量子コンピュータを発売したとし、最近これが本物ではないかと言われている(ただし汎用の量子コンピュータではないらしい)。

汎用の量子コンピュータを作れるにはまだまだ壁があるみたいだが、素人的にはいくつかのブレークスルーがなされて、実用化されるのをみたいと思う。

2013.11.09

「野村ノート」

野村ノート (小学館文庫)野球ファン、スワローズ/野村克也ファンである僕にとってはすごくおもしろい本だった。

ID野球については、テレビでみて知っていることが多かったので驚きはなかったが、野村監督が選手をどのようにみていて、どんなアドバイスを与えたのか、といったエピソードがおもしろかった。

また、これもテレビでの発言(以前、何かの番組で歴代ベストナインを選ぶ企画がありそこで古田敦也が自分を選んだことが相当気に入らない様子だった)から伺えたことだったが古田敦也との関係も興味深い。
自分が育てた超一流のキャッチャーだということは自慢したい一方で、年賀状を一度もよこさないとか自信家・過信家だと批判するなど、愛憎混じった感情を素直に露呈しているのがよい。
古田敦也側の気持ちも知りたいところだ。

一番笑ったのは石井一久も年賀状をよこさないことに対して、「彼の性格とでもいうのだろうか、常識を心得ないところがあって、人と感覚が違うのだ」と書いてあったこと(笑)

2013-12-01追記:
NHKでやってる「古田敦也のプロ野球ベストゲーム」で1993年日本シリーズ第7戦、広沢のショートゴロで古田が命令違反のギャンブルスタートして生還する、というのが取り上げられてた。
野村と古田が揃って当時を振り返っていた。

- おそらく自分が育てたと言いたい気持ちはあるが、そうは言わずに「育てたというより出会っただけ」と本人の前で(皮肉交じりに?)持ち上げる(古田は当然恐縮)。
- ギャンブルスタートしたことを古田がはじめて謝ったことには、「遅いわ!」と言いながら「選手が自主的に判断して動くということが理想」(その前に自分はやはりヘボ監督だとも)。
- スタジオのシーンで、古田が「野村監督はもっとストレートに選手に指導していたが、自分が監督の時は選手に気を遣ってあまり感情を表に出せなかった、もっと出すべきだったかもしれない」。

やはりこの師弟関係はおもしろい。

2013.11.06

なくもんか

なくもんか 通常版 [DVD]クドカンが関係した映画というとアイデン&ティティ真夜中の弥次さん喜多さんも結構好きだったので、ある程度期待してみたが、とにかく惜しかった。

以下ネタバレあり。

兄弟が再会するところまではテンポも早く、「本当の自分」をなくした二人がこれからどうなるのか、竹内結子演じる徹子のおもしろさも手伝ってすごく期待が持てた。

泣かせるところも、クスッと笑えるところもあり、いい感じだったが、終盤の沖縄での場面になって崩れてしまった。あそこは残念な気になってしまう。
兄弟漫才では別にウケなくてもよかった気がする。というか全然おもしろくなかった。なのに客席が沸いていたところがそれこそ「薄ら寒く」感じてしまったのが原因かな。

2013.11.04

戦場にかける橋

戦場にかける橋 HDデジタルリマスター版 [Blu-ray]今みてこれだけおもしろい古典的名作というのは貴重だ。

戦争という状況に置かれても人間はそれほど変わらないことを描き、それにより戦争というものの異常さを際立たせる、という主題はあるが、それとは関係なくストーリーもおもしろい。

「戦場のメリークリスマス」はこの作品へのオマージュなのかな?とも思えた。

以下、ネタバレあり

実はニコルソン中佐が自らが建設した橋に執着してしまう、という展開を先に知ってしまっていたのが残念でたまらない。これを知らずにみてたらもっと驚けたのに。

2013.11.03

ジョアン・マグレッタ「エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略」

〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略研修やマーケティングの本で、ポーターの基本戦略や5F分析、バリューチェーンなどはひと通り知っていたつもりだった。

ただ、5F分析にしてもバリューチェーン分析にしても、状況の整理に便利というくらいの認識しかなかったし、差別化戦略にしてもあたりまえのことを言っているようにしか思ってなかった。

この何となく知ったつもりになってることが気になったので本書を読んだのだが(ポーターの著書を読もうかとも思ったが、500ページ超の大作で挫折しそうだったので…)、心から読んでよかったと思えた。

仕事の方でも収益について頭を悩ませる日々の中、ポーターが収益こそが重要だと主張していて、それを最大化するための差別化であり、5F分析であり、バリューチェーンであるとわかったときは感動した。

あらためて昔の研修で書いたレポートを読んでみたが、何も理解しないまま上っ面をなぞっただけの5F分析やバリューチェーン分析をしていて、恥ずかしくなった。
もちろん、完全に理解して自分のものにしたというレベルではないが、大きなヒントは得られたと思う。

今回、重たい本を持って出るのは嫌だったのでKindle版を購入。やはり電車の中で気軽に読めて、便利だった。

アウトレイジ ビヨンド

アウトレイジ ビヨンド [Blu-ray]前作「アウトレイジ」同様、腹の探り合いや裏切りが中心に物語が進んでいき、おもしろかった。

たけし演じる大友だけが昔気質で筋を通すやくざとして描かれるが、前作よりも全体的に淡白でそれぞれの人物の葛藤というものが感じられなかった点が物足りない。

以下、ネタバレあり

大友が刑事を撃つシーン、やっぱりそこに行くよな!と爽快感を得た瞬間のラストは、あっけないようで強い余韻を残すもので、よかった。

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