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July 2013

2013.07.27

阪急電車 片道15分の奇跡

阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]昔、関西ローカル(?)で阪急東宝グループ提供、関テレ制作のドラマ枠があった。低予算というかチープな作りに突っ込みながらたまにみていた。
この映画は同じような枠組みで作られているっぽかったので、あまり期待せずおもしろくなかったら途中でみるのをやめよう、というノリでみてみたのだが…。

以下、若干のネタバレと辛口批評です。

冒頭の中谷美紀のエピソードや、そこを起点とした登場人物の状況もテンポよく紹介されていき、さらにそれぞれがつながっていく様子から、今後の展開に期待を持ってしまい、気がついたら中盤まで来ていた。

ただ、そこから失速したというかガッカリしてしまった。
まず、「これは映画と言っていいのだろうか?教育用の道徳映画か何かの宗教団体のプロパガンダ映画なのか?」と疑問が湧いてくる。

登場人物をわかりやすく善悪に分け、悪には厳しい視線を注ぎ、善をひたすら称賛する。こんな単純な世界に対して「こんな世界も悪くない」なんて言われても、実感に乏しい。

もっとやりきれない世界の中に小さな光をみつけて吐いてこそ説得力があると思うし、そもそもこういうセリフは実際に言わせるものじゃなく、みている人にそう思わせるべきだろう。屈折したおっさんは完全に醒めてしまった(そこに至る前にあの大学生カップルのファンタジーにすでに脱力してたけど)。

原作は評判よさそうなので、もう少し違うのかもしれない。機会があれば読んでみたい。

2013.07.23

「マネーボール」と「その数学が戦略を決める」

マネーボール [Blu-ray]ちょうど、これをみる前(もう2月のことだったが)に読んだ「その数学が戦略を決める」でも事例として紹介されていたので、興味深くみれた。

まず、映画としてみたときの感想。
心に響いたのは、ビリーが旧勢力からの抵抗に屈せず、新しいスカウティング方針を導入するという信念を貫いていく部分だった。

何十年とスカウティングをやってきた者たちがいう「業界の常識」を封じ込めるのは大変だろう。どちらが正しいのかはっきり成果が出るにはある程度の時間も必要で、そもそも本当に明確な成果の差が出る保証もない。そんな状況で自分の選択した方針を徹底していくには相当な精神的な強さがなければならない。

こういうところで折衷案的なものを出してしまう日本的なやり方だとダメだよな…と自省してしまう(すぐに"You're fired!!"と言えるかどうかという雇用慣習の差もあるけど)。

その数学が戦略を決める (文春文庫)次に統計学の事例としてと、「この数学が戦略を決める」の感想。

小学生の時から、野球をみながら選手の打率や防御率をみるのが大好きで、野球盤やカードゲームなどの野球の試合でも簡単なスコアをつけて架空の選手の打率や防御率をつけるほどだった。
なので、野村ID野球が統計を重視して相手の戦略や配球を読んでいるということにもとても興味があった。

そういう視点でみると、映画でのこれに関する部分の紹介は物足りない(映画でそれやったらダメだと思うし、原作はどうなのだろう?)。
一方で、「この数学が戦略を決める」でも野球に関してはそれほど詳しくは書かれていない。何か野球に特化して書かれた本があれば読んでみたい。

野球以外でも事例が広く浅く紹介されているので、本格的にやるには物足りないところがあるが、目の前にみえている以外のことが数字によって明らかにされるというのは、やっぱりおもしろい。


2013.07.14

「カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦」

カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦 エアバス機とボーイング機の違いは?自動着陸機能はどういうしくみなの? (サイエンス・アイ新書)パイロットを目指すとか、フライトシミュレータやるとかいうわけではなく(笑)、単なる興味で読んだ本。

普段飛行機に乗ってると、なぜわざわざ反対方向に離陸してから旋回するのか?とか高度はどうやって決めてるのだろう?とか疑問に思うことがあるが、そういった疑問はカバーされていた。

さらにタイトルのとおり本書は飛行機の操縦方法について、僕のような初心者でも何となく分かるレベルで説明されていて、フライトシミュレータもおもしろそうとは思えた(たぶんやらないと思うけど)。

2013.07.13

インビクタス/負けざる者たち

インビクタス / 負けざる者たち [Blu-ray]クリント・イーストウッド作品ということで上がってしまった期待値のためか、普通のよい映画、という感想にとどまった。

モーガン・フリーマンはじめキャストもよかったし、ラグビーのシーンも迫力があってよかった。何よりこの作品の元となったことはミラクルで感動的だ。

ただ、僕が好きなクリント・イーストウッド作品のような一筋縄ではいかない部分がなかったところが物足りなかった。

このストーリーならテレビドラマで、もっと各選手や試合のエピソードを盛り込んだ大河ドラマ的なフォーマットでみてみたい。


2013.07.07

"Running Lean"

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)これまでいろいろとスタートアップ関連の本を読んだけど、この本ほど腑に落ちたものはなかった。
(まっさらな状態でこの本を読んでそうなるのか、他の本も読んできたからそうなったのかはわからないけど。)

本書のすばらしいところは「リーン・キャンバス」に尽きる。
これをみた時に今までモヤモヤしていたものがスッキリしたのだ。リーン・キャンバスの各項目自体は決して目新しいものではなく、他書でも書かれているものではある。ただそれを1枚のシートにこのレイアウトでまとめたことでそのアイディアの根拠がわかるし(根拠が弱いことも明らかになる)、検証を進めていくプロセスとの親和性も高くて、よくできていると思う。

もう一点わかりやすかったことは、スタートアップのアイディアを生み出す方法に秘訣や近道はないことを前提としているところだ。これまで何となくこういうところに期待して本を読んだもののピンとこない、ということが多かったが、その理由がよくわかった。
たくさんのアイディアを試すことが重要であり、このサイクルを多く回せることが成功の確率を上げることになる。本書はそのためにもダメなアイディアを早い段階で時間を無駄にせずに、ふるい落とす方法にフォーカスしたものと言える。

「ビジネスロードテスト」なんかも同じ系統の本だったかもしれない。また読んでみないと。

2013.07.06

ワイルド7

ワイルド7 [DVD]原作は未読。

設定もおもしろいし、映像もよかったと思うのだけど、とにかく脚本がショボすぎる。
もったいない。
深田恭子もこの役にはあってない気がしたし。

原作読んだほうが、原作で補完できて楽しめるのだろうか。

エンドロールはおもしろかった。人質と犯人がいっしょに踊ってるところとか(笑)

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