My Photo
無料ブログはココログ

« May 2011 | Main | March 2012 »

September 2011

2011.09.19

グラン・トリノ

グラン・トリノ [Blu-ray]泣けた映画。

以下、ネタバレあり。

クリント・イーストウッドの映画なのだから、ハッピーエンドはありえないというところでラストの予想はついていたはずだった。それでも、やっぱり泣いてしまう。

ストーリー自体は実はありふれたものとも言える。だが、これがクリント・イーストウッドの映画で、また主人公のウォルトがダーティーハリーのを思わせるところがこの映画を深みのあるものにしていたと思う(もちろん、スーやタオ、神父といったキャストもよかった)。

スパイダーたちの家に単身向かうところまではダーティーハリー。そこで派手な銃撃戦で敵を皆殺しにして自分も死ぬという決着を予想していたのだが、ここでそれまでの「生と死」が効いてくる。ウォルトはもう人を殺したくないのだ。おそらく晩年のダーティーハリーも同じ境地に達したのではないだろうか?


2011.09.11

町田康「スピンク日記」

スピンク日記夏休みに実家で妹に借りて読んだ。

町田康版の「吾輩は猫である」かな、と読み始めた。
が、町田康なのに自虐はあっても人間全般への皮肉といったネガティブなものも控えめで、それよりはポチ(=飼い主=町田康)がこの家族を、小さな幸せを、大切に思っていることが伝わってきて驚く。

町田康でも、そういう心境になるものなのだな、となんとなくしみじみとした。

ただ一番印象的なのは、あまりにかわいいスピンクたちの写真だった!

「闘うプログラマー」

闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達前の会社の上司から借りて読んだことがあった本。

なぜだったか忘れけど、とにかく突然これが読みたくなった。とにかくスグ読みたい!という状態だったので電子書籍でないのか探したらiPhone日経BPストアで買えた。
価格が紙版とほぼ同じというのだけが納得いかなかったが、それ以外はやっぱり便利だな、電子書籍。

内容としては、前の会社での仕事を思い出して懐かしくなった(突然読みたくなったのはそういう気分を味わいたくなったからだったかも)。
リリース日が近づく喧噪の中には、高校での体育祭や文化祭前の高揚感やバカ騒ぎのようなものがあった。ひどい目にあったこともたびたびだけど、離れてみるとまたこのバカ騒ぎに身を投じてみたくなる。

小川洋子「人質の朗読会」

人質の朗読会人質がそれぞれ自分に関するエピソードを淡々と語っていくという短編集的な本。
山びこビスケットの話とか好きな話もあって楽しめた。

ただ、単純な短篇集とせずにあえてこういう構成にするのだから、それぞれのエピソード間のつながりとか、何か最後にオチ的なものがあれば…と期待した分裏切られた気分にはなった。

ポール・オースターを読みたくなった。

« May 2011 | Main | March 2012 »