アイム・ノット・ゼア
ボブ・ディランの熱心なファンだったらどうかはわからない。
けれど、ボブ・ディランに影響を受けたアーティストまではよく聴いててカバーされた曲は知っている、という程度の僕はとても楽しめて、2回もみたほど。
実際のエピソードとファンタジーを交えながら、単なる伝記映画にはせず、いろんな面をもつこのアーティストの魅力を描き出そうという意欲が感じられた。
この手法で是非映画化してほしいと思うのがマイケル・ジャクソン。最近になってやたら気になる存在。スキャンダルも山ほどあるし、それこそこういうファンタジー色の強い映画にしたら見応えがあるものになるのではないかと思う。
音楽も良かった。オリジナルだけでなくいろんなアーティストがカバーしたものも流れる。エンディングではSonic Youth(キム・ゴードンは作品中にもちらっと出てる)、最初気がつかなかったけどYo La TengoやCalexicoの名前もあった。
カバーだったけど"Ballad of a Thin Man"は歌詞も含めて心に残った。
それにしてもケイト・ブランシェットは凄い。違和感なくボブ・ディランを演じられたからこそ、そのことが逆に不思議な映画の雰囲気を作り出していたように思う。
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