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2005.03.31

スティーブン・ピンカー「心の仕組み」

上・中・下と3巻構成で読むのは大変だったが、すごいおもしろい本だった。
本当のところがどうなのかを証明することはできないものの、それを理由にごまかすことなく果敢に謎を解き明かそうとする姿勢は凄みがあった。

ただ、人間の行動をつかさどる心は、生存と繁殖のための自然淘汰の結果こうなった、という説(進化心理学というそうだ)は説得力はあるものの「それをいっちゃあ…」という気もする。それが人間の愚行を正当化するために使われるべきでないという姿勢は一貫しているものの、このピンカー教授はかなり冷めた目で人間をみてしまわないのだろうか?恋愛における情動の働きなんか、ロマンチストは読みたくなくなるだろう。
「あいのり」のゲストにこの進化心理学の学者かなんかを連れてきて解説させたらおもしろいかも(現実の恋愛にこの手の科学的な見地を適用するというのは「不機嫌なジーン」でもやってたか)。

でも飲んではこういう話をするうんちくオヤジにならないように気をつけないと。

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