2017.07.18

ジャージー・ボーイズ

実話にもとづくミュージカルをベースにした作品。

以下、ネタバレあり。

フランキーが自らの半生を振り返って最高の時という場面を表したラストシーンはすごくよかった。けどクリント・イーストウッドがやる作品ではないのでは?という疑問は拭えず。

そして、IMDbの次のtriviaをみて興ざめ。他の映画でもそうだけど、こういうのは演出のためとはいえ行き過ぎはよくない。

Perhaps for dramatic purposes, Frankie is depicted as having recorded "Can't Take My Eyes Off You," his first single as a solo artist, months after his daughter's drug overdose. In real life, Francine Valli passed away in 1980, and "Can't Take My Eyes Off You" was recorded thirteen years earlier, in 1967... after Frankie Valli had already established a solo career (though none of his prior singles matched the success of this one).

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2017.07.17

VRゴーグル

imageVRコンテンツが結構あることと、VRゴーグルは安い製品もたくさんあることに気がついて、買ってみることにした。

最初に買ったのは見た目しっかりしたプラスチックの製品。1,000円ちょっとのわりにピント調整機能も付いてて、これで十分という感じ。VRコンテンツとしてはGoogle Spotlight Storiesが、よかった。そのほかにもVR Roller Coasterなんかもよかった。少し変わったものではSonyが映画PixelsのゲームとしてリリースしていたVRのPac-man(タイトルはPixelsだけど、今はなぜか見つからない…)。

当然、Google Street ViewでVRに対応している場所もたくさんあって(ベルサイユ宮殿とか軍艦島とか)、それもよいのだが、ここで問題が。Google Street Viewの場合、移動できることを表す矢印が出た状態で画面の中央をタッチすることでそちらへ移動できるのだが、このVRゴーグルにiPhoneをセットしていると画面をタッチすることができない。
いろいろ調べてわかったのだが、GoogleのCardboardではゴーグルの横にボタンがついていてこれを押すと画面をタッチできるようになっているのだった。

やはり自由に移動できないと、ということで今度はCardboardベースのものも買うことに。700円程度(設計図は公開されているので自分で作る手間をかければもっと安く作れる)だったが思ったよりちゃんとしていて、移動もできるようになって快適だった。

最初に買ったのはこれ。

○価格の割にしっかりしてる
○ピントの調整はしやすい
×ボタンが押せない
×スマホを挟む方式だが、これがきつくてカバーをつけたiPhone7だと取り外しに力が必要

次に買ったのがこちら。

○ボタンが押せる
×ピントの調整がついていないのでスマホの取り付け方で調整するしかない。ただ距離をとるとボタンが押せなくなるなど調整にコツが必要。
×先のものに比べてやはり作りはちゃっちいし、グラスもあまりよくない。

ということで、ボタンのついたプラスチック製のまともなVRゴーグルがあればよいのに。

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2017.07.09

「大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した」

一般教養として、単純な興味から読んでみたのだが、思った以上におもしろかった。

よりハードルを低く、万人ウケする方向へ変容した宗派が、結果として多くの信者を獲得して生き残ってきた様子がよくわかる。

「よりスピーディーに悟りを開ける方向」という表現がツボで、エンターテインメントの世界に通じるものだ。
楽しさを得るまでのコストが低いものが一般には受け入れられ、それが競争の軸になって行く。もともとの教えに含まれていた輪廻転生を活かした時間軸の広がり(輪廻転生の中でブッダに何度も出会う)から、パラレルワールド的な空間軸の広がり(無限の多世界が存在しその中にブッダがいる世界が多くある)まで、何でもありなところがおもしろい。

以前読んだイスラム教に関する本で、やたら「ポイント」を稼ぐ活動が重視されていることが、宗教的な活動に熱心な要因なのかと思ったのだが、仏教にもそういう要素があるというのも初めて知った。

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2017.07.04

トップ・ハット

「カイロの紫のバラ」のネタバレあり。

「カイロの紫のバラ」のラストでミア・ファロー演じるセシリアが観ていた映画。

このラスト、泣いていたセシリアが、このトップ・ハットのダンスシーンを観ながら映画に没頭して行く様子をどう解釈すべきかがわからなかった。
ハッピーエンドでないことは確かにしても、厳しい現実から束の間の現実逃避をしているセシリアを意地悪に描いたものなのか、辛い状況でも生きる力を与えられる映画の素晴らしさを描いたものなのか。

これはもう、トップ・ハットをみてみないとウディ・アレンの真意には近づけないと思って本作を観たのだった。

で、本作だが、ドタバタなコメディだけど楽しいし、ダンスシーンは曲もよくて見入ってしまう。
みおわった後、楽しくて幸せな気分になれる映画だった。

つまり、セシリアはどんなに辛くても、素晴らしい映画と出会いながら前向きに生きていく、という結末だったのだ!
少なくとも僕はそう思えた。

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2017.07.02

アベンジャーズ

これでMCUフェーズ1制覇!
マーベルヒーローが大集合して宇宙からの侵略者相手に暴れまくる、という単純な話ではあるけど、スカッとみれておもしろい。

何よりハルクの暴れっぷりがすごかった。みる前は、一番使えんやつやろう…などと思っていて申し訳ないくらいに、強い!
ロキをボコボコにするところは笑ってしまった。

エージェント・オブ・シールドやアイアンマン3をみてて、若干わからないところがあったのも、これで解消された。
次はフェーズ2の残り作品をみていかないと。

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2017.07.01

ヒア アフター

死と死後の世界を扱った作品は、評価が難しい。
唯一よいと思ったところはそれらを、ただの泣かせるための道具に感じさせていない点だろうか。
クリント・イーストウッドが真面目に死について考えて作ったように感じた。

ただ、クリント・イーストウッド監督作品として、インビクタスJ・エドガーの間に作られたもので、この時期は「よい作品」止まりが続いている印象。

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2017.06.24

「いつも、気づけば神宮に」

軽い気持ちで手に取ったのに、いきなり最初の「かすみ草の系譜」、1992/10/10の甲子園の試合で故大杉氏が広沢選手に乗り移って打ったかのようなホームランの話に泣く。
この試合は土曜でテレビでも見てたし、当時新聞や雑誌もいろいろ読んだけど、レフトスタンドで大杉氏のテーマが演奏されたということは知らなかった。今だったらきっとネットニュースにはなっていただろう。

「背番号《1》の系譜」では、自分と似た体格ということで思い入れのあった青木から10年前にもらった年賀状を、お守り代わりに持ち歩いている若松の話に、また泣く。

「脇役の系譜」ではやはり角!
確かに目立たない選手だったけど、この人はとても記憶に残っている。何か持っている人という気がして、同じ脇役の系譜でも渋井じゃないやろーとは思う。むしろ土橋タイプではないか?
そして驚きだったのが王の一本足打法で有名な荒川コーチが杉浦や八重樫に一本足打法をゴリ押ししていたこと(しかも王と同じパンツ一丁で刀で紙を切るやつもやらされたらしい)。
杉浦はそのおかげでライトに強い打球を打てるようになった、とか。強く引っ張りすぎてライナーが多いイメージが強かったのだが。日本シリーズでの代打サヨナラ満塁ホームランは荒川コーチが打たせたものと言えるのかも。

「国鉄戦士たちの系譜」ではカネやんこと金田正一氏の破天荒ぶりが元チームメイトから語られているのが興味深い。本当にそこまでめちゃくちゃだったとは(笑)

そして、「負けグセの系譜」では何と言っても関根潤三氏!
「一勝二敗の勝者論」という、関根潤三氏がヤクルト監督退任翌年に出版した本。著者は負け越して勝つなんておかしいだろうと思っていたが、年を経てその本当の意味に気づいたので関根潤三氏に会いたくなった、というエピソード。しかし関根潤三氏は「何これ?僕が書いたの?」「バカ言っちゃいけないよ。一勝二敗で勝者であるはずがない」などと言う。完全にギャグ展開に…。

本当におもしろい本だと思うけど、スワローズファン限定で、このおもしろさを共有できる人が周囲にいなくて残念。

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2017.06.17

ダニエル・カーネマン 「ファスト&スロー(上)」

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)システム1とシステム2についての説明が中心の前半は間違いなく面白い。
省エネ・高速だけど雑なシステム1と、緻密で高機能だけど、エネルギーを食うし遅いために極力働きたくない怠惰なシステム2。後から示される多種多様なバイアスはほぼシステム1が要因となっている。

システム1は何の努力もせずに印象や感覚を生み出し、この印象や感覚が、システム2の形成する明確な意見や計画的な選択の重要な材料となる。システム1の自動運転が生み出すアイデアのパターンは驚くほど複雑だ。だが、一連の段階を踏み順序立てて考えを練り上げられるのは、スピードの遅いシステム2だけである。システム2は、システム1の自由奔放な衝動や連想を支配したり退けたりすることもできる。



脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)

このシステム1とシステム2の動きは物理的にもよくできていると思うし(こういうトレードオフを補完しあう複数のサブシステムを組み合わせたシステムは実際によくみられる)、右の本を読んで衝撃を受けた、「受動意識仮説」でいう後付けの意識というのはシステム2のことなのかと納得してしまう。

ただ、残念なのは、我々には種々のバイアスがあって、その原因がシステム1とシステム2によって説明できる、ということを証明するための実験が延々と続き、途中でしんどくなってくるところ。なので下巻はギブアップ。また時間を置いてこの話を読みたくなったら読もう。

「もっと頭を使って」というのはシステム2を働かせてということだと気づけば、日常でもその指導方法も工夫ができそう。例えば、とても雑な箇条書きのパワポ。思いつくまま項目を並べただけで、これらを論理的に説明するところまで頭を使わなかったのだろう。こういう場合は逆に文章にさせることでシステム2を働かせるのがいいのかもしれない。


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2017.05.27

フィニアスとファーブ/ザ・ムービー

フィニアスとファーブ/ザ・ムービー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]スターウォーズ大作戦以来、フィニアスとファーブに完全にハマってしまった。
D Lifeで放送されているのはほとんどみた。もっと日本で人気が出てもいいのに…。

本作は映画とはいえ、スターウォーズとは違ってあくまで通常のTVエピソードの拡大版的なものだった。

異次元で出てくるボーグペリー(Perry the Platyborg)みたいなパロディ的なものから、TVシリーズの集大成的な展開もあって、おもしろかった。

最近、Amazonプライムビデオで一部がみれるようになってて、全部じゃないのは残念だけどこれを全部みるだけでもかなり楽しめるとは思う(10年後の話はいい話だし)。
その後はぜひスターウォーズ大作戦もみてほしい(これもプライムビデオにある)。

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2017.05.14

キャスト・アウェイ

キャスト・アウェイ (字幕版)FedExの宣伝とトム・ハンクスのプロモーションフィルム的な作りの映画。だけどFedExは一銭も払ってないとのことで、意外。

以下、ネタばれあり。

無人島でのサバイバルが中心の映画かと思ったけど、半分程度で、残りは浦島太郎的な境遇に置かれた主人公の痛みが描かれている。
ただ結局のところフィクションなので、もう少し極端な展開もありだったのでは?と思ってしまった。

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